短く書くこと
Original2005年3月
(メールに返信しているうちに、うっかり文章について短いエッセイを書いてしまった。 私は通常、エッセイに数週間かける。このエッセイは67分かかった。そのうち44分は書き直しに費やした。)
ほとんどの人が思っている以上に、うまく書くことは重要だと思う。文章は単にアイデアを伝えるだけでなく、アイデアを生み出す。 もしあなたが文章を書くのが下手で、書くのが好きではないなら、文章によって生み出されるはずのほとんどのアイデアを見逃してしまうだろう。
うまく書く方法については、以下に短くまとめた。
- できるだけ早く悪いバージョンを書く。
- 何度も書き直す。
- 不要なものはすべて削除する。
- 会話的な口調で書く。
- 悪い文章を見抜く目を養う。そうすれば、自分の文章の悪い部分を発見して修正できる。
- 好きな作家の文章を模倣する。
- 書き始められない場合は、誰かに書こうとしている内容を話して、それを書き留める。
- エッセイのアイデアの80%は書き始めてから生まれる。そして、そのうちの50%は間違っている。
- カットする勇気を持つ。
- 信頼できる友人に文章を読んでもらい、わかりにくい部分や冗長な部分を指摘してもらう。
- (常に) 詳細なアウトラインを作成する必要はない。
- 書く前に数日間、アイデアをじっくり考える。
- 小さなノートやメモ用紙を常に持ち歩く。
- 最初の文が思いついたら書き始める。
- デッドラインが迫って、それまでに書き始めなければいけない場合は、まず最も重要な文を書く。
- 好きなことについて書く。
- 印象的な文章を書こうとしない。
- 途中で話題を変えることをためらわない。
- 脚注を使って脱線部分をまとめる。
- アナフォラを使って文を繋ぎ合わせる。
- エッセイを声に出して読んで、(a) ぎこちない表現でつまずく箇所と (b) 退屈な箇所 (読むのが嫌になる段落) を確認する。
- 読者に何か新しいこと、役に立つことを伝えようとする。
- かなりまとまった時間をかけて作業する。
- 書き直すときは、これまで書いた部分を再読することから始める。
- 書き終えたら、簡単に始められるようなものを残しておく。
- ファイルの最後に、扱う予定のトピックに関するメモを書き留めておく。
- それらすべてを扱う義務はない。
- エッセイをあなたほど注意深く読まない読者のために書く。ちょうど、ポップソングが安物のカーステレオでも聴き心地よく聞こえるように設計されているように。
- 間違ったことを書いたら、すぐに修正する。
- 友人に、どの文を最も後悔するか尋ねる。
- 戻って、厳しい言葉を和らげる。
- オンラインで作品を公開する。なぜなら、読者がいると、より多く書くようになり、結果としてより多くのアイデアを生み出すからだ。
- 画面で眺めるのではなく、原稿を印刷する。
- 単純なゲルマン語系の単語を使う。
- サプライズと脱線を区別する方法を学ぶ。
- 終わりの兆候を認識する方法を学ぶ。そして、終わりの兆候が現れたら、それを掴む。